どうも、しょうごです。
カメラ歴5年で、師匠のもとで日々修行中です。
実体験も踏まえて、情報発信しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
今回は、「ワンランク上の写真を撮るために意識するポイント」について簡単にご紹介します。
なお、初心者の方でも分かるよう解説していくので、5分ほどお付き合いください。
今回ご紹介する「ワンランク上の写真を撮るために意識する4つのポイント」は、写真撮影の基本中の基本です。この4つを抑えておくだけで、今後の写真撮影に大いに役立つと思いますので、是非ご覧いただければと思います。
ポイント1:「希少性」「瞬間性」を意識する
「良い写真」と一言で言っても、感覚は人それぞれです。しかし、「他と違う写真」や「希少性がある写真」は多くの人に好まれる傾向があります。たとえば、昔は当たり前だったフィルム写真が今、特別なものとして再評価されているように、見慣れないものには特別感が宿ります。これはダイヤモンドやブランド品と同じで、誰もが持っているものよりも少し珍しいものに魅力が生まれるのです。生き物などでも、普段見られない鳥などの被写体を捉えると、その瞬間が特別なものとして写真に刻まれます。珍しい背景や状況と組み合わせれば、さらにインパクトが増し、見る人にとって印象的な一枚になります。こうした瞬間に巡り合ったときは、写真を撮る楽しさが倍増し、撮影への意欲もさらに高まることでしょう。写真において、この「希少性」を意識することが大切です。希少性を活かした「見慣れない写真」を撮る事でワンランク上の写真になるはずです。
その中でも特に動きのある被写体では、瞬間を捉えることで、見る人に感動を与えることができます。たとえば、野鳥の撮影では、止まっている姿だけでなく、飛び立つ瞬間や羽ばたく瞬間など、動きのある一瞬の「瞬間」をシャッタースピードを駆使して捉えると、静止画でも躍動感を感じさせることができます。これは、カメラの高速シャッタースピードだからこそ可能な表現です。
ポイント2:「ボケ感」を使う
日常のスマホ写真に比べて、ボケ感のある写真は希少で、主題が明確に伝わりやすいです。特に、主題が目立つように工夫することが大切です。たとえば、ガラスのコップを撮るときに、模様やひび割れを強調するため、背景をシンプルにしたり、寄りで撮影したりすると、主題がさらに際立ちます。ボケ感を使うことで、主題をわかりやすく伝え、見た人にインパクトを与える写真を撮りましょう。
ポイント3: 「人」を写さない
観光地や人が集まる場所で撮影すると、写真に多くの人が写り込むことがよくありますが、あえて人を避けることで、写真が異質な雰囲気を醸し出します。例えば、普段なら絶対に人がいる様な昼間の公園のアスレチックを人が居ない角度から撮影することで、まるで異世界に放置されたような不思議な印象を与えたりもできます。人の写り込みを排除することは、主題を際立たせる手段の一つでもあります。
ポイント4: 「光」と「影」を意識する
写真の質を左右するのは「光」です。太陽光は立体感を作り出すため、サイド光や反逆光といった、自然光をうまく利用するのがポイントです。例えば、料理の写真や飲み物の写真では、少し斜めから光が入ることで立体感が生まれ、より美しく写ります。太陽光のような単一光源での撮影も、柔らかく斜めから入る自然光は、写真にドラマチックで感動的な雰囲気を加えます。この柔らかい光が被写体に当たることで、ふんわりとした温かみや立体感が生まれ、見る人を引き込む力が増します。
また、「影」を上手に使うと、被写体が背景から際立つ効果を得られます。たとえば、被写体の周囲を少し暗くして影をつけると、被写体が浮き上がって見えやすくなります。写真を見返した際に、光と影がしっかり活用できているかどうかを意識して確認してみると良いでしょう。
最後に
今回紹介したテクニックは、すべての写真に当てはまるわけではありませんが、日常の写真に活かしやすいものです。「希少性を意識する」「ボケ感を使う」「人を避ける」「光を読む」といったポイントを活かしながら、自分の「これが良い」という写真スタイルを見つけることが、ワンランク上の写真につながります。